|
|
|
絆の不在
|
作詞 夏木壮一郎 |
|
嫌になったのさ
知れば知るほど離れたくなるぜ
離れられない世界で 俺だけが退屈なんだぜ
良い記憶のまま消え去ってくれ
俺の前でこれ以上崩壊しないでくれ
人を許せる度量など
俺にはまだまだ足りないのさ
愛なんて現実では存在しないのさ
もう構わなくていいのさ
俺もお前も過去に葬り去られたらいい
永遠の絆なんて存在しないさ
心の中を覗けやしない
もう誰も必要ではないのさ
だから綺麗事を抜きにすれば
金さえあれば孤立くらいが丁度いいんだ
本当の俺は寂しさなんて感じちゃいねえ
孤独を愛しすぎて全てが敵に見えちまう
だからもう構わなくていいんだぜ
話題にすらのぼらなくていいのさ
そんなに楽しくもない世界だけが
俺とお前の間に広がっちまっている
もう1人でいいんだぜ
誰も知らないなんて素敵なことだろうよ
嫌になったのさ
お前はいつのまにか心を隠すようになった
俯瞰して俺を見下すようになった
楽しい記憶のまま安らかに眠ってくれ
俺の知ってるお前はもういやしないさ
お前の顔見てりゃわかるさ
そんなこと お前も結局は同じさ
愛なんて散らばってはいないよ
もう俺なんかは入り込めやしないさ
だからもう構わなくていいんだ
自分を捨ててまで
愛されようとは思わないよ
もう誰も必要ではないのさ
だから1人きりで生きるための
強さと賢さをくれやしないか
本当の俺は愚かさなんて感じちゃいねえ
我を愛しすぎて全てが邪魔に思えてしまう
だからもう構わなくていいんだぜ
愛に飢えもがき苦しむのはやめたいんだ
いつも最後は喧嘩で終わる世界だけが
俺とお前の間に広がっちまっている
もう1人でいいんだぜ
誰も知らないなんて素敵なことだろうよ
誰も知らないなんて素敵なことだろうよ…
|
|
|