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(unbalance)パッチワーク
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作詞 水宮 青 |
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綺麗に積み上げたジェンガ
一個一個何かを失うように
引き抜かれバランスは悪くなる
次第に不揃いで綱渡りのような
見たくなかった自分が出現
気怠さが呼んだ
アンバランスなパッチワーク
複数の息遣いが掛かる
姦しさが鬱陶しいのに
そのまま続いて欲しいとも思う
街路樹をどこから見たって
ただ並んでるだけ
自分の感性のなさが恨めしい
そんな自意識を探る中で
人をつくる要素が人だと
思い始めてみたことで気づく
周りの人達の愛おしさ
真似した覚えの無いところに
癖になって習慣になって
自分の大切な人たちが現れる
そこに意味はなくても
違和感がいつのまにか馴染み
時流の止めどなさが
今日も雨になったり
嵐になったり
日々の気怠さがまた現れて
アンバランスなパッチワークを
誰の為でもなく繰り返す
愛おしい人の為に
まだ暫く
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