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真夏の雪だるま
作詞 紫煙@Cian
太陽が燃える
暑い夏のある日
君は僕を描いた
真っ白なクレヨンで







冬景色
一面の銀世界
「もうそんなのつまんない」
“当たり前”に飽きた君は
真夏に雪だるまを夢見た

だけど
みんな口を揃えて言う
「この真夏に雪だるまなんか」と
君を嗤った
それでも君は
決して捨てなかった
夢の設計図を
太陽に照らされる僕を


そばにいたいよ
ずっと君の心に
僕が君の瞳を
輝かせられるのなら
季節なんて関係ない
この陽の中に
冬と変わらない姿で
僕は君を待とう







赤いバケツ
どんぐりの目に
にんじんの鼻
眩しい太陽の光

だけど
君は少し泣きそうに言う
「やっぱり夢なんだ」と
膝を抱えた
それでも君は
最後まで描いてくれた
夢の設計図を
太陽に照らされる僕を


そばにいるよ
ずっと君の心に
小さな画用紙の世界でも
笑ってくれるのなら
季節なんて関係ない
この陽の中で
いつまでもどんな時も
僕は君を待とう







いつしか
明日が何度も来て
君はもう
立派な大人になった
机の中で眠る画用紙に
確かに僕はいたんだね
君はもう忘れているかな
太陽の下で君を待ってた
雪だるまのこと





そばにいたよ
ずっと君の心に
みんなに忘れ去られ
ボロボロになっても
輝く陽の下に
たたずんでいた僕と
それを描いた君の
温かい物語 

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 真夏の雪だるま
公開日 2022/04/05
ジャンル その他
カテゴリ その他
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