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生きていてごめんなさい
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作詞 紫煙@Cian |
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あなたと出会ったのは
波が囁く砂浜
水飛沫の狭間の
澄んだ歌声が始まり
そうして何時の間にか
隣にはあなたがいた
だけど わたしとあなたは
何もかもが違った
誰からも愛される
綺麗で可愛いあなた
誰からも疎まれる
卑屈で弱いわたし
―生きていてごめんなさい―
どうしてわたしなんかに
優しく笑いかけるの?
―生きていてごめんなさい―
それに縋るわたしを
嘲ってるつもりなの?
響くわたしの言葉
瞬きを繰り返して
あなたはそっと呟いた
「生きていてくれてありがとう」
涙が零れた
「生きていてごめんなさい」
口癖になっていた
だけどあなたが微笑んでくれる
それだけで前を向けた
夢みたいな毎日でも
温もりは確かで
そしてあなたが隣にいてくれる
だから生きていられる
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