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原点回帰
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作詞 つきなみゆうき |
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眠りを誘う心音と瞼が落ちる虚ろな境界で
脳裏を一瞬過ぎるのは無知で悲壮な記憶
現実に引き戻す時空の歪みで我に返る
欲のため 周りの犠牲は厭わなかった
崩壊に導いたのは 他でもない自分
閉ざした暗闇に 自分の醜さを知る
受ける代償は傲慢すぎた惨劇
悪者を探せ テレビで見た他人事
あの人が環境が 社会が時代が
僕そのものが 暗闇に映し出される
気付けば切りつけ魔 声を棄てた
僕1人居なくなった所で誰が困る
誰も困りはしない 忘れるだけだ
忘れてくれるならそれで償えるなら
救う為に消える傲慢すぎた口実
失態忘れリセットしたい 不可能だ
1度投げた言葉 届いた向こう側のもの
できることは何度も愛で上書きしていく事
そしてまたここに戻ってくる
振り返る事も 大事な時間 だから
対岸から自分を視る
ループする歩みに愛を付け足す
分岐する道を選ばないのなら
線路上に立ち 声なき声で叫び続ける
するとどうだろう
四方八方八方四方でこの身に返る
逃がしたいはずが手伝われる
箱に乗った黒く悪辣なものを
僕らどれだけ愛に変えていける
故に僕らは常に試されている
消えろと言った3日後生きろと歌う
人が矛盾してると揶揄するならば
僕はその3日間を成長と喜び合いたい
もし生きろと歌った2日後に消えろと歌えば
その必要な孤独に立ち入らず 微笑む時を待とう
中指立てる4文字論争で
嘆きの樹が覆い繁っても
2文字も多く書き換えて
淡い一輪を見せてくれたきみ
5日で1歩前進するような僕ら
ゼロ地点も以前と景色は変わっている
怒りの中に込めた愛を発見できる
僕は受け取る色に 手伝うように育つよ
肥料は イロトリドリの人間らしさだ
後悔が都度大事な事を教えるから
嘆きに愛無き心はないと思うから
憂いに寄り添う人に返したいから
ほんとの色なんて 元々僕持ってないから
僕は受け取る色に 付け足すように歌うよ
転がり流れる心が 僕を高みに連れていく
立て直す為に休んだら虹色を身に纏い
よし またもう1回
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