|
|
|
オトギリソウ
|
作詞 つきなみゆうき |
|
人は保身のため裏切るものと 仮定して
私を差し出したときに
ついた値段は 果たしていくらだったのか
聞けない場所にいる人に 問いてみたいが
それは叶わないとして
であれば今できることは なんだろうな
傷つけた人に もう謝れないものとして
あのとき どうしていたらぼくは
誰かが求める期待に 応えられたのか
聞けない場所にいる人に 問いてみたいが
それは叶わないとして
であれば今できることは なんだろうな
時折突然降りてきて ふと置いてく 余計な問題
所構わず24時間年中無休で追い回され
今回ばかりは無理ですよと出した答えに
ソレはただ満足そうに いいねと言うだけ
女の敵は女 男の敵は男
何者でもないものが
敵だとしたらその敵は なんなんだろうな
何者でもないものに
自尊心は音切草の種を撒くから
切りつける前に発想転換
昼飯抜きで渋滞はまって
ガンガン後ろ煽られ 時間もギリギリ
突如そこに現る 後ろから煽り車割り込み
視ればなになに 上司に怒られ急ぎの様子
おまけに腹痛 緊急事態
それは大変 お先にどうぞ
真偽なんて知らないから 妄想して解釈
ぼくの脳はぼくが平和なるよう
ファクトにフィクションをご提供
人柄容易くこんがりと
ねじくれ曲がりそうな一般道
簡単に見くびってくれるなよって
自分操縦 マネジメントを
気まぐれ問題も試されようよ
だからそこのあなたよ
「そんなきみは幸せになれるわ
わたしはそんなこと思えないから
きっと幸せになれないの」って
だからそこのあなたよ
分かんないじゃないか
幸せになれないなら なればいいじゃないか
あなたそうやってぼくのこれまでを
笑顔にしてきたじゃないか
できないから できるようにしてくんだろ
忘れたのかい
あなたにたくさん教えてもらい
与えられる命題を 溶いて
回答者に託し ぼくは歌う躍る そして歌う
巣食うか救うか 先行き知れないとして
であればピースな種を 蒔いて歩くまで
投げられた問いに 持論を展観しながら
既視感な主張を 何度も言い換え詩にして
見せたがりで 繋がることに臆病な
何者でもないぼくらが今 できること
ぼくも自己を肯定できる その日まで
あなたがぼくと出逢って
倖せだって 亡けるまで
|
|
|