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優しさのイデア
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| 作詞 つきなみゆうき |
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例えばもう 好きじゃないなら
優しくしたら ダメらしい
力になろうと 話聴いてたら
重たい荷物を 半分持ったら
独善的で馬鹿みたい と言われた
学校も世の中も 皆みんな
等しく優しくとか 教えんのに
思わせぶりだと 責められた
誰か困っていたら 助けたいって
綺麗に生きるって 楽しかったのに
偽善的で馬鹿みたい と言われた
だから言っておくよ 僕から君に
好きだから 近づいたんだよ
力になりたかったから
愚痴は好きじゃないけど 嫌いじゃなかったよ
笑う姿も優しさも嬉しくて 愛おしくて
なんだけど おかしいな うまくいかないな
なんか変だ 涙が出るな もう耐えられない
君想う苦しみから 救われたいと願った
透明な心に踏み込んで 救われた気になった
何度も君に振られてたくさん泣いて
ようやくなんとかふっきって
すべてに優しい人になったのに
そんなあなたはずるい人って
突然そんなこと言われてもさ
好きにさせるだけさせといて
あなたは都合のいい人ねって
そんなあなたはひどい人って
本当に私を好きだったの？って
いまさら都合良く言われても
本当に好きだったって言うしかない
そうなんだから 仕方ないじゃないか
同じ時間の中で 寄り添えなかった僕ら
これまでの日々を 馬鹿にしないでくれよ
蓋した想いに 嘘なんてなかったんだ
痛みを愛に変え 前より笑える自分になれた
やっと過去を 手放せるようになってきた
君が返してと云う 大切なものを返そう
名を変え 場所変え 姿変え 辿り着いた
すべてに責任が伴うとしたら どうだろう
優しさは残酷みたいな色だ どうだろう
定義は完全に不完全なもんだ そうだろ
白い無垢な満月も 時に善意の罪をみるように
君に想いを伝えた事 君の心に踏み込んで
思いを量れなかった僕の罪だ だから
これ以上君の笑顔が 泣かないように
あの時みたいな君に 戻れるように
君に優しくしないよ 君の世界に関わらない
君が返してと云う優しさを 拗らせた歌に乗せ
僕の中だけで完成させる
眼冷めた時には 月の形が変わっていた
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