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秋雨、大人になれない僕
作詞 昇陽
充実しちゃいない日々の中
小さな幸せで見繕ってる
「また怒られた」って言って
肩落とす今日は何回目

遠くで鳴る聞こえたはずの声
今日もまた聞き逃してしまった
自分の弱さを塗り潰して描いた
白黒の塗り絵は殺風景

秋雨降る街路を一人
今日もイチョウの絨毯を眺めて
足を進める帰り道は少し寂しくて
心を埋める距離を歩いてゆく

現実主義な君の頭は
僕をいつも否定してばかりだな
「まだ明日こそは」って言って
涙呑む今日は何回目

近くで聞こえたあの小さな声
通り過ぎた後に探し始め
何にも上手くいかないなんて嘆いた
モノクロにしたのは自分だろ

秋雨降る街路を一人
今日もイチョウの絨毯を眺めて
足を進める帰り道は少し寂しくて
心を埋める距離を歩いてゆく

不幸自慢してばかり
本当はもっと強くなりたい
幸せな話題が耳に届く度に
一人寂しさを覚えてしまうばかり
転んで擦りむいた傷口は
未だ瘡蓋になりきれないまま
優しさが擦り込まれて沁みるんだ
この痛みにはまだ慣れないや

慰められ「情けない」って
今日も自分を責めて安心して
吐く息が白く変わった秋の終わり頃
心を探し日々を歩いていた

秋雨降る街路を一人
今日もイチョウの絨毯を眺めて
足を進める帰り道は少し寂しくて
心を埋める距離を歩いてゆく

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 秋雨、大人になれない僕
公開日 2022/02/24
ジャンル ロック
カテゴリ
コメント 少し寂しさを感じる秋という季節と上手くいかない自分自身を重ねました
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