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窓枠の少女
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作詞 美由起 |
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今日はすこしだけ
夜が長く感じる
こんなに夜明けを
心待ちにしたのは
初めて
窓を開けて
ほおづえ 揺れる木々
はやくこの手を引いて
連れて行って
退屈な景色をぬりかえて
たまに遊びに来ていた
あの鳥も
旅立つ時間
今日も今日とて
夜がゆらり訪れる
溢れ出す気持ち
暗い闇の中へ
とかしてしまえ
羽を広げ
大空を 街を 明日を
退屈な夢に手を振ろう
王子様のキスなんて
なくても目を覚ますの
ふっと 風は吹く
一歩近づく
少女から大人へ
今日はすこしだけ
夜が長く感じる
こんなに夜明けを
心待ちにしたのは
初めて
窓から見える
景色 好きだった
同じ場所には
いられないね
こころは
動くから
でもずっと
ありがとう
今日はすこしだけ
夜が長く感じる
羽を広げる準備
オレンジの光が
見えた
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