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世界の数え方
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作詞 さくらんぼ |
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「人の数だけ世界がある」
誰かが言ってた
誰が言ったかは忘れたけれど
その時,俺はそんな言葉に
見向きもしない少年だった
毎日が輝いて 全てが新鮮で
自分のいる世界は宝石箱だった
今の俺は なぜそんな言葉を思い出したのか
自分に問うが 答えは存ず
毎日が単調に 仕事に追われ
全てを時間が支配する世界
俺,疲れちゃったよ・・・
誰にともなく こぼれた言葉
「人の数だけ世界がある」
誰かが言ってた
誰が言ったかは忘れたけれど
「だから君たち自身の世界を大切にしなさい」
あぁ,高校時代の担任の言葉か
あいつは,あの時何を想って
この言葉を俺たちに投げかけたのか
今の俺・・・
例えて言うなら ぜんまい仕掛けのロボット ってとこか
ぜんまい仕掛けのロボットは狂ってしまった
だから俺,行くよ・・・
ふっと身体が宙に そして自由になった・・・
「人の数だけ世界がある」
「だから君たち自身の世界を大切にしなさい」
誰かが言ってた
誰が言ったかは忘れたけれど
もう少し前に 思い出せてたら
世界は変わった・・・
・・・かもしれない
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