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巡りくる朝 去りゆく夜
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作詞 央堂 |
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時の訪れが突然怖くなった
それは明日になると大切な君がいなくなる...から
時計の秒針にそっと手をあてて
静かな時巡りを止めてみた
空は無情にもその姿を暗闇へと変えた
今繋いでいる 君の手
離さずにいたら 一生このままいれるかな?
巡りくる朝 もうすぐそばに
僕はただその時の訪れを待つことしかできない
去りゆく夜 何かできることはなかったか
後悔だけの想い この身体中埋め尽くす
もう太陽の顔が少し見える
少し前の僕ならその訪れが待ち遠しかったけれど...今は
地平線が光に包まれて
静かに赤く染まってゆく
僕と君の手に灯りが一つ 一つ灯されてしまった
静寂の部屋に鳴り響いた電話の音
僕はそれを取らなかった
巡りくる朝 僕の部屋まで来た
僕の大切な君を連れ去ってしまう為に
去りゆく夜 君との最後の夜
最初で最後の君とのkiss
去りゆく君の後ろ姿を
ただ眺めることしかできなくて
僕は改めて自分自身の無力さを知ったんだ
そして月日は流れて...
僕はこの世界を去りました
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