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あたしの孤独をあなたは知らない
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作詞 きのこ |
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帰る家がないわけじゃない
帰りたい家がないだけで
放課後 ホームの指定席
いくつも電車を見送った
ひとの笑い声 苦しくて
ボリュームを上げたiPod
ここから存在 消したくて
マスクで素顔を隠してた
反対のホームでは 膝から崩れ落ちて
泣きながら電話する 胡桃色の髪の少女(ひと)
あたしの孤独を貴女は知らない
貴女の孤独をあたしも知らない
それならそれぞれそのうちに
どこかで幸せつかみましょう
ココア1杯で過ごすには
まなざしが痛いイートイン
ようやく見つけた居場所さえ
たやすく誰かに奪われる
はじき飛ばされたターミナル
バスを待つふりでしゃがみこむ
じろじろ見ないで 制服の
スカート踵で踏まないで
真向かいの通りでは 立ち止まる人もなく
モノクロの街を背に 嗄れ声で歌う少年(ひと)
あたしの孤独を貴方は知らない
貴方の孤独をあたしも知らない
なんならなんにもない同士
いつかは夢でも叶えましょう
一人っきりでも 独りぽっちでも
弱虫じゃない 泣き虫じゃない 可哀想じゃない
あたしの孤独を貴女は知らない
貴女の孤独をあたしも知らない
それならそれぞれそのうちに
どこかで幸せつかみましょう
あたしの孤独を貴方は知らない
貴方の孤独をあたしも知らない
なんならなんにもない同士
いつかは夢でも叶えましょう
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