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満ちる月 欠ける月
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作詞 きのこ |
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夜空に近い場所から 見下ろす街はプリズム
あの窓灯りの中に あなたを待つ人がいる
こどもの話はやめて 今だけふたりのために
低く流れる調べに 時計の針を沈めて
いつか けじめをつけるなら
いっそ 今夜でもいいのに
あなた 答えをはぐらかす
わたし グラスを傾ける
あなたにはまるく見える月
わたしには欠けて見える月
見上げる空はひとつ 想いはふたつ
満ちる月 欠ける月 ほつれる未来
帰りの遅い理由を あなたは思いあぐねる
守りたい誰かのため やさしい嘘を奏でる
おなじ夢を語りたい おなじ場所に帰りたい
口に出せない願いを キャンドルだけが聴いてる
だれも 傷つきたくなくて
みんな それぞれ傷ついて
あなた 狡さを身につけた
わたし 過ちをかさねた
あなたには紅く見える月
わたしには蒼く見える月
どんなに側にいても 心は遠い
満ちる月 欠ける月 ほつれる未来
いつか けじめをつけるなら
きっと 今夜でもいいはず
あなた 答えをはぐらかす
わたし 黙って席を立つ
あなたには嘘が似合わない
わたしには明日が描けない
見上げる空はひとつ 想いはふたつ
満ちる月 欠ける月 ほつれる未来
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