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ぼくらは人間だ聖者じゃない
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作詞 白宮安海 |
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執着と愛の違いなんて誰が決めた?
誰よりも正義をうたってたあなたは
かわいそうな私ではだめだって言った
悲劇のヒロインにくらいさせてよ
だってそうじゃなきゃ
私は私を 見放してしまいそうだから
いつもギリギリの糸を掴んで生きてる
だからこの腕の傷痕からは蝶が飛んでいく
どんな綺麗事よりも綺麗なのは
あなたが 死のうとした今日だと思うんだ
先生 教えてください 惨めな私は
あなたにとって 価値のない生徒ですか
頭も運動も笑顔もダメだから
せめて 体だけ 喜んで欲しかった
いつか私も大人になって 笑顔を真似るようになって
お母さんになるのは諦めたけど
女でいたい 夢ばっか見てる
そんな私を指さして笑えばいいよ
私は聖者なんかじゃないんだ
聖者なんかにはなれないんだ
やがて私も歳を重ねて
人生にたくさんのしおりが増えていった
あなたが死にたいと言ったときはじめて
私はひさしぶりに 涙しました
聖者になんか ならなくていいんだ
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