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水溜りと
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作詞 uaeb |
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六月某日 今日は雨
空には鉛雲が浮かんでる
灰色に染まった街を歩き
気持ちが良いだなんて思ってる
雨上がりには何をしようか
考えるだけで息がつまりそうになるけど
また明日って言えるほど僕は
強くないって知ってるかい
明日も貴方が必ずいるって
一体誰が教えてくれるんだい
ああ、やっぱり僕は
雨の街がいい
六月某日 今日も雨
空の隙間から陽は見えないけど
灰色に染まった街を歩き
心地が良いだなんて思ってる
雨上がりには何処へ行こうか
貴方がいるならどの場所でも良いけど
また明日って言うよりほんとは
さようならが正しいんだ
明日も貴方の声が聞けるって
誰かが勝手に決めたことなんだよ
ああ、今日も僕は
雨の音を聞く
明日もきっと雨で
傘を差して一人きり
つまらない詩を書きながら
明後日を待つ
また明日って言えるほど僕は
強くないって知ってるよ
明日も貴方が必ずいるって
誰かが教えてくれなくてもいい
また明日って言えないならば
言わなくて良いって知ってるよ
貴方がいるはずの明日を待って
この紙を破り捨てたらいいだけさ
ああ、やっぱり僕は
雨上がりがいい
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