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ままごとみたいな恋だった
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作詞 みつき |
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ままごとみたいな恋だった
小さな声で
誰にもバレないように
たった2人で
誰にもバレないように
夜の睦言なんて知らないけれど
繋いだ手から温もりだけは知っていた
一時の風邪のようなものだと一蹴されても
思春期の熱病だと笑われても
紡いだ時間はまごうことなく恋だった
想いを言葉に乗せたなら
言霊みたいに全部が叶えばいいのに
願いをノートに書いたなら
呪文みたいに全部が叶えばいいのに
そんな夢物語は実現しないって分かってる
それでも他に縋るものがなかったから
2人で交わした想いや願いは
星の数ほどになったんだろう
薬指に宝石は光らないないけど
しろつめ草の輝きで十分だった
薄っぺらい紙1枚で2人を結ばなくたって
気持ちが通じあってればそれが証明(あかし)
ままごとみたいな恋だった
まごうことない恋だった
誰にも祝福されない世界の隅っこで
それでも2人は恋をしていた
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