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美友愛さんへ。
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作詞 kyω |
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すぐに返事を書くことができんで、ほんまにごめんなさい。
俺は、誰かに好かれたことがないから、実のとこ、よく分からない。
ただ、「辛い」って気持ちだけは、汲み取ったつもりっす。
美友愛さんの言うとおり、俺には正しい答えは出せそうにない。
でも、言えるコト、言いたいコトなら、俺でよければいくらでも言うからな。
君の今の辛い気持ちに終止符を打つ行動。
それは思った以上に簡単だし、思った以上に、身近なもんだろう。
分かるのは、
「君自身が動かなきゃ何も変わんない」っつーことだな。
「自分には先輩しかいない。想いを寄せられても困る。辛いだけなんだ。」
その本心を、だな。
君が心の中で呟いたって、叫んだって、書き綴ったって、
相手が分かるわけねーだろ?
ならすべき事は分かるはずだ。
俺は、君が今抱える辛さを、一緒に味わうことは出来ないし、
その痛みを理解することすら、出来ない。
でも、「声に出さなきゃ分かりません。」
これは、誰にでも分かることのはずだろ?
怖くて、焦って、辛くて。周りが見えなかった君だったからこそ、
きっと見つけることの出来なかった、自分自身の答え。
それは、君自身の中にしかないからさ。
たぶん、俺が言うことが出来るのは、ここまでが限界じゃねーかな。
ただ、覚えておかなきゃいけねーこと。
相手にわかってもらいたいコトがあるとき、分かってもらうには、さ。
「分かってもらいたい」って想ってる人自身にしか、
なにかをすることはできないんだ。
つまり、だ。
「先輩しかいないんだよ。あなたを見ることは、私には出来ないんだ。」
その気持ちを抱えることが出来るのも、相手に伝えることが出来るのも。
そして、分かってもらうことが出来るのも、君だけなんだ。
俺にはこれしか言うことはできんけどさ。
力になれたでしょーか?
なら、嬉しい。
もうひとつ。
俺はここにいるからさ、頑張りましょー bb
俺も一緒に頑張ってるからさ。
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