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花筏
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作詞 かっきー |
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『散るは運命』と悟るは儚げ
藍色の哀に この身を沈めた
愛想うあなたから 向けられた愛想笑い
忙しいから? 心倣しか 心亡しよ
無視の眼差し 巣食う虫食み蝕まれ
掬い救われる夢 好いては透いて
擦れた果て 空いて棄てられる なんて、ね。
咲いた花盛れど 裂かれては散って乱れて
避けられていては 逆らうこともできずに
あぁ酒盛りもまた 一興
やけに暖かい夕焼けに妬きながら
川に涙を溶かして 流れていくの
花のようにひらひらと揺れられれば
離れることはなかったのかなと
滲む恋模様 言の葉も千切れた だって、ね。
思い出の風に吹かれて
ひとつ、ひとつ、またひとつ。
好き、嫌い。 好き、嫌い。
ほんとに嫌いになっちゃったの? ねえ
恋に焦がされた心
いつまでも抱えてバカみたい
孤独の猛毒くすぶるばかりで
叶わない 敵わない
散った花びらに乗せられて
ゆらりゆらゆら花筏
涙の川に流れながら
今でもあなたを想ってしまうの、です。
あなたがいないこの街で
今でもあなたを感じてしまうの、です。
消えない消せないあなたの影が
未だにわたしを覆うから
息ができないの、です。
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