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誰がための
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作詞 黒きなこ |
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想いが雑音に描き乱されて
誰かの心に混沌を植えつける
その歪みは棘(ことば)へと変わり
傷つける凶器へと形づくる
綺麗なままの関係では脆すぎて
本音 考えては嘘にしかならないのに
ねぇ、どうすればよかった
こんなはずじゃなかったのに
僕らは我儘な生き物で
中途半端な感情ぶつけては
曖昧な答えに言葉添えるだけ
きっと少しの素直さ結べず
つい言葉にしてしまうの
感情が胸のうちに渦巻いて
心 閉ざすきっかけになるけど
僕らはそれさえ気づけずに
涙の色をえぐろうとする
ひとりしょいこむことに慣れて
嘘偽りではぐらかしていたのに
なにを見ていたんだろう?
知ってるつもりでいたんだろう
信じることの心地を得て
解り合いたいと歩み寄るほど
拒絶されること嫌うから
その気持ち確かめようともせず
自分勝手に理解してしまうの
頷けることなんて多分そう
そんなに多くないのかもしれない
だって相手の気持ちになれない
表向きのあなただけ見ても
僕らは何もしないと思う
知らないフリすれば解決なのに
それがもう…辛くて辛くて
僕らは我儘な生き物で
中途半端な感情ぶつけては
曖昧な答えに言葉添えるだけ
きっと少しの素直さ結べず
つい言葉にしてしまうの
頼る素直さを頑なに拒むけど
どこか気づいてほしいと抱くの
残された導(こたえ)わかってるのに
それを口にするの躊躇うように
僕らはまだ我儘な生き物で
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