|
 |
|
悲願なき
|
| 作詞 黒きなこ |
|
届かない想いも
届けたい想いも
どんなことばなら
叶えられるだろう
"わかってくれ"とは言わない
共に歩くことも
共に笑うことも
できなくなって
しまうのは淋しいから
せめて記憶のなかだけでは
たとえ僕が死んでも忘れたりしないで
そんなこといえる筈もないのに
頭で何度も繰り返しては
そうなれと切に願う
思い出だけで駆けるには
明日は遠すぎて
君のこともぼやけてくる
かもしれないけど
忘れるわけじゃないから
失うものの重さも
失ったことさえも
忘れてしまったなら
忘れたままでいい
"思い出して"とは言えない
何で傷ついたのか
何が傷ついたのか
覚えているのは
僕だけになったとしても
せめて頷くことぐらいは
たとえ僕が死んでも悲しんだりしないで
だって本望にも末を見られたから
逆に悲しまれたりしたら
侘しくなってくるよ
清算しきれないうらみ
つらみは癒えないもの
忘れたら終いさ
君は覚えていてくれている
だろうか？ 僕のことを
何もないのもそれはそれで嫌
ひとつぐらいの憎まれ口たたいて
くれたほうが楽になれるの
届かない想いも
届けたい想いも
どんなことばなら
叶えられるだろう
"わかってくれ"とは言わない
共に歩くことも
共に笑うことも
できなくなって
しまうのは淋しいから
せめて記憶のなかだけでは
安らかなままでいさせてよね
|
|
|
