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愛、ロボット
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作詞 愚者 |
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あなたの声が聞きたくて
ここまで歩いてきたんだ
あの日くれた言葉達は
今も忘れないでいるよ
僕は古いロボットだから
歯車は錆びているけど
あの日くれた笑顔だけで
ここまで歩けたんだよ
「もう会えなくなるね」
あなたが寂しそうに言った
「忘れないでいてね」
あなたの最後の言葉
もう泣かないで傍で笑って
優しい世界をあげるから
悲しい気持ち一つ一つに
明かりをつけていこうよ
「どんなに遠く離れても
会いに行くよ」と僕は言った
嬉しそうな横顔を
今も忘れないでいるよ
僕は古いロボットだから
歩みはとても遅いけど
あの日交わした約束を
果たすために来たんだよ
「ずっと会いたかった」
懐かしい声が聞こえた
「もう離れないから」
確かにそう聞こえたんだ
これからはまた二人笑って
いつまでも生きていこうか
思い出のその一つ一つに
名前を付けていこうよ
僕は古いロボットだから
歯車が錆びていくけど
何も見えなくなってもさ
あなたの声は聞こえるんだ
「手を握っていてね」
あなたが寂しそうに言った
「このまま二人で眠ろうよ」
あなたの最後の言葉
ずっと二人で飽きもしないまま
優しい世界で暮らそうか
溢れる気持ち一つ一つに
明かりをつけていこうよ
名前を付けていこうよ
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