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恋煩い
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作詞 愚者 |
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笑えない憂鬱を囓ってさ
放り投げてみたんだ
あなたはそれを拾ってさ
投げ返してきたんだ
全部受け止める器なんて
持ち合わせちゃいないさ
まるで底抜けたバケツみたい
僕の心の中
同族嫌悪の浅知恵も
あなたの前じゃ意味を為さない
この部屋に散らばったくだらない情熱も
独りじゃ片付けられなくて
あなたに笑われたんだ
その返報性の欠片を一つ掬いとって
あなたに渡してみたら
もっと笑ってくれるかな?
どうにも常識が好きすぎて
がんじがらめなまんま
「つまらない」とぼやいていた
矛盾だらけの今日も
あなたはそれさえも簡単に
壊してしまったんだ
まるでそこには壁なんて
無かったかのように
煩わしいこの戯れも
あなたの前じゃ意味を為さない
知らないものばかりで怖くなって通せんぼ
「一人で何をしてるの?」と
あなたに笑われたんだ
この甘酸っぱい果実を一つ切り分けてさ
あなたに渡してみたら
少しは笑ってくれるかな?
知りたい事が増えていくよ
あなたはそれを一つ一つ
僕に与えてくれるから
もう訳が分からなくなっていく
知りたい事が増えていくよ
あなたはそれを一つ一つ
僕に与えてくれるから
もう数えきれなくなっていく
この部屋に散らばったくだらない情熱も
独りじゃ片付けられなくて
あなたに笑われたんだ
その返報性の欠片を一つ掬いとって
あなたに渡してみたら
もっと笑ってくれるかな?
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