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隔絶
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作詞 のな |
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まだ手に残ったあの残像
すべてが消えたあの瞬間
繋ぎとめないと残らないように
何もかも裁ち切ってしまえば良かった
人の心とか 大人の脳内とか
まぁ選ばないけど
色素、反射以外のものが見たい
あの時はごめんって
目の前の像が空気を揺らす
僕だけの空間で
罵倒を張りめぐらせて
やっと出した台詞は
馬鹿みたいに おしとやか
思いやりの1つもないのに
またあの像が笑い出してさ
あぁ、
もう一度始まってしまった
投げ捨てたいそこらの物体
捨てさせない 誰かさんの指令
今ここに書きとめる理由なんて
僕でさえよく知らないっていうのに
他人の全て たまには知りたくて
でも その人すらいつしか
どうでもいいただの像になっていくの
あの時よ戻って
あの瞬間に言えれば良かった
僕だけの空間に
閉じ込めていた「僕」を
いつかすべて言ってやろうぜ
少し馬鹿だった僕さえも
全部殺して像と対峙
やっとひるんでくれたあいつはふと
さぁ、
何回目かの終わりを見た
あの時はなんつって
目の前を見ないように暗闇へ
誰も知らない空間
やっと1人ぼっちの僕だ
馬鹿みたいに、楽しめそう
思いやりの1つもないのに
また残像が笑い出してさ
いや、
もう僕の空間じゃないから
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