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蜘蛛の糸
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作詞 水桜 |
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綺麗な蝶を捕らえるのに 自らを犠牲にする それはクモの意図?
自らまいた種で 身動き出来なくなる それもまたクモの糸
張りつけにされたされた標本(はこ)の上で もがく
その姿は いつまで経っても動けない私のようで
飛び立つことも 羽ばたくことも許されない
ただ枯れた花のよう 落ちていく
その最期すら美しいことを願う蝶は... 罠に捕(ハマ)ったことに気付かない
哀れだと理解しながらも 必死につかんで離さない それがクモの糸
自分の使える武器を使って媚びている それもまたクモの意図?
自分中心の世界で生きている
その姿はいつか見たどこかのお話の世界の中
千切ることも断つことさえも許されない
ただ もがく程絡まる クモの糸
その姿すら美しいことを願う蝶は 操られていることに気付かない
飛び立つことも 羽ばたくことも許されない
ただ枯れた花のよう 散っていく
その最期すら美しいことを願う蝶は 罠に捕(ハマ)ったことに気付かない
罠を仕掛けながら 新たな獲物を捕らえようとする それはクモの意図?
自らまいた種で 息が出来なくなる それもまたクモの糸
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