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夢の端
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作詞 光陰 |
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きっと言葉では伝わらない そんなことばかりで溢れてる
受話器のむこうであなた どんな顔をして
受話器のこっちであたし 宙を仰いでる
悩んだり 突き放されたり
理由がほしい恋愛なら とうの昔に終わらせた
あの日一緒に見た花火がどうだったとか
くだらないことで笑っていてよ それが特別なこと
二人の形が変わる午前0時
始まりの「もしもし」も あたしの名前を呼ぶ声も
そのあくびをこうして聞くことも
臆病なあたしは全部にさよならができるの?
やっと言葉の重みを知って 膨らむ想いに愛想つかしてる
受話器のむこうであなた どこを見て
受話器のこっちであたし 悔やんでる
キスをしたり 手を繋いだり
涙も枯れた恋愛なら そんなの悲しいだけ
夏の約束もできるぐらいになろうよ
甘い恋人がいなくなる午前0時
終わりの「じゃあね」も 呼び止める声も
その困った横顔を思い浮かべる
こんなつもりの恋愛ではなくて
気持ちを知ってしまった今 お別れが言えない
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