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ある日のゆうまぐれ
作詞 野馬知明
電車に乗る
傀儡の様に駆ける電車
泥濘のような景色が車窓にへばりつく
乗車びとは淡い睡郷にいざなわれる

そう、それはある日のゆうまぐれ
昼と夜とに不格好に引きちぎられ
継ぎはぎされた時の谷間
ああ、飛び去る時の刻みの喘ぎ
お化け煙突に挟殺された夕陽の断末魔

電車は芥川の人生トロッコ
誰もかれもが無心に揺られ
赤子のように首を振る
首を縊られたテルテル坊主のように

時の谷間の逆断層に
ホワイト・シャツの
地味なネクタイの男が揺れる
ザンバラ髪から不快な整髪料の臭い
?い堅牢な書類ケースを手に
ムッとする体臭を振り撒く
その毅然とした屹立
ああ、その男から語りかけられたい
淋しさとは何か
肉塊で語合いたい
寂しさとは何か

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル ある日のゆうまぐれ
公開日 2022/01/24
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
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