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雨が降りだす前の切ない香り
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作詞 まこと |
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懐かしい道の
人の少ない
道を 選んで 歩いた
少し寂れた 街路樹だらけの
街灯が 俺を 照らしてくれたよ
代わり映えしない毎日
嫌気が刺して
君をまた 想い出して しまったよ
アイム総理
くだらなくても
笑ってくれた
君は 今は忙しく
暮らしているのかな?
見上げすぎて 見 飽き すぎた
いつもの憎たらしい空に
君を描きながら 遠回り して歩く
こんな捻くれて
年取り かけた
俺の 汚い 目にも
映り込んだ 道の花の
香りの良さが 身に染みる
俺の地味な 思考の色に
君との綺麗な追憶 添えながらなら
まだ歩ける 石コロを 蹴りながら
いつの間にか 自転車の明かりと
俺の背後に 懐かしい風が
さり気なく 背中を押す 「もう帰れ」と
雨が 降り出す前の切ない香りと共に
指先も 冷たくなって
横に伸ばして みても
繋げはしない 君探して
ああ 真実の世界の 真ん中で立ち止まった
ああ結局
いつもの虚しい
ひとり旅のひとり帰り
ああ こんな
大人になるとは夢にも思わなかったけど
悲しみが 人を成長させる事も悟ったけど
子供のママも
悪くないよね
腹も減ったし
家に帰って風呂に入って寝ようかな
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