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春以上夏未満
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作詞 angelangelabc |
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去年のこの時期 僕は涙を流した
他でもない 君を想って泣いた
今年のこの時期 僕は涙を拭った
他でもない 君を忘れるため
時折頭痛がする 花粉が薄れる度に
涙とかゆみが収まって かわりに胸が寂しくなる
意味もなくつたう 頬を涙が幾度も
流れる涙で思い出す 僕を覆う巨大な悪夢
振り払えはしない 伸びた影に つきまとう現実
去年のこの時期 僕は傷を負った
他でもない 君を失いたくなかった
今年のこの時期 僕の傷が薄れた
他でもない 君を忘れたかった
時折とまどう 夏の匂いが近づくたびに
内から元気が沸いてくる はずなのになぜか切なくなる
意味もなく歌う 体の奥から全てを
ボロ雑巾のように しぼりだしたい悪夢
振り払えはしない 伸びた影に つきまとう現実
去年のこの時期 僕は絶望していた
他でもない この世に未練がなくて
今年のこの時期 僕は未来を見据えた
他でもない 前向きに生きたくて
振り払えはしない そんなことない
本当はもっともっと 僕は強いはず
伸びた影に潜む
つきまとう現実 そんなものなど
光の下では姿を消す
去年のこの時期 僕は涙を流した
他でもない 君を想って泣いた
今年のこの時期 僕は涙を拭った
他でもない 君を忘れるため
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