|
 |
|
〜あの空への鍵〜
|
| 作詞 Kite |
|
幼い自分の背中で
あの青い空を眺め 憧れて目指した
だけどある日から この足は止まったまま
この先へ進む鍵はどこにある？
見上げるほど大きな逆境も
見下されるほどの辱しめも
理不尽に身を焦がされても
君を見てた人たちが きっと立ち直らせてくれる
君が憧れた空は そういうものだろう
君が目指す先 そこにある光景が
君をはるか遠くで待っている
この空を見渡して たとえ ちっぽけでも
君の悩みは かけがえのないものだ
いまの君を かたち作ってる
この場所から羽ばたける鍵を
君はすでに持っている
鍵は待ちわびているんだ
君が立ち上がること
さぁ 前だけを向いて進め
この扉を開けて あの青い空へ
きっと 君を迎えてくれる
悩み苦しみ 立ち向かった「強さ」
だけど くじけてばかりだ
受け止められなかった「弱さ」認めた
あの日のこと 余計じゃない 無駄じゃない
この胸の痛み 一つ一つが君の糧になって
きれいな翼で羽ばたけるよ
それでも固く閉ざされた扉は
この手の中にある鍵を使って
今 飛び出して行け
見上げるほど大きな逆境も
見下されるほどの辱しめも
理不尽に身を焦がされても
きっと君は立ち上がれる それが君だけの力だって
君が憧れた空は そういうものだっただろう
君が目指して 求めた光景は
君のすぐ目の前まで来ている
この空を見渡して 足下を見てごらん
君の悩みは かけがえのないものだ
いまの君に かたちを変えた
この場所から羽ばたける鍵を
君はすでに持っている
鍵は君に使われるのを待ってた
そうして立ち上がった君なら なんだって出来る
さぁ 前だけを向いて進め
この扉を開けて 憧れた空へ
君は羽ばたいて行けるよ
澄み渡る空の先へ…君なら行ける。
始めから 鳥のように飛べたなら
これほど憧れはしなかった
我も忘れて 夢中になれたから
止まってた足も踏み出せたんだ
見上げるほど大きな逆境も
見下されるほどの辱しめも 越えて
理不尽に身を焦がされても 遠く
輝く空の先へ 強く (強く)
羽ばたいた 過去が君にはあって
どうしたって 届かない場所でも
無駄な努力がないこと 君は知っている
諦めても立ち上がり 立ち向かった意志がある限り
どこにだって飛べること 君が証明しただろう
幼かった あの日見た光景から数年
もう十分だと思えた 「嗚呼、そうだ。」
あの空に憧れるのは 今日で終わりにした
後に残ったものは なけなしの期待だけだ
けどせめて、責めて悩んだ日々も 痛みも全部
雲の向こう側の青い空へと きれいなまま
胸に仕舞って また一から扉開こう、と決めた
誰も認めてくれない でも それが全てだった
最後には結局、諦めてしまったけど悔いはない
やり切ったって ちゃんと言い切って
これから先 幾つになっても
まだ見ぬ空 目指して 飛び出してく
それぞれの空で 大小様々な鍵を手に入れて
いつの日か 飛ぶことのできない背中を前に
そっと押すような合鍵を作れる人になりたい…
|
|
|
