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〜畢竟に〜
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作詞 Kite |
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嫌われてもいいって
そう心が笑っている
変わる必要はないと
そう心が泣いている
どんなに笑われたって否定はさせない
たとえ大嫌いな自分でも
おかしなとこを けなされても
ホントの自分だけは騙すな そのままでいろよ
「当然」を「当然」と言えずに目をそらした
「当たり前」を「当たり前」と思えなかった
こんなにバカにされたって変われたことがない
何一つなかったんだ
君は誰より笑われてきた
死に脅え 縮こまりながら
「死にたい」なんて言うなよ
「生きたい」なら生きてろよ
誰になんと言われても関係ねぇよ
その痛みは 必死に生きたい「心の声」
もう何もいらない 凍えた手の「冷たさ」
わずかに残った「温もり」 それさえも感じない
それが「死」というものなんだよ
決して「特別」を求めた訳じゃない
まだ言葉が見つからずにいる
だけど「何か」が欲しい訳じゃない
ただ「認めてほしい」だけだよ たぶん…
君は誰より笑われてきた
何度起き上がっても その度 膝をすり減らす
今日も君は 誰かに笑われて 我が身が訴える
また明日もって…
それで もしも「生きる意味」が
何にもないと 息を吐くのなら
嘘でも 虚勢でも 「自分」諦めるなよ
「生きるを挑め」
どんなことがあっても
生きてるだけで 良かったって
君にも わかる日が きっと来る
それまで僕が傍にいる
嫌われたくないって
そう心を抱えてる
美しく変わりたい
なのに、心が裏返る
誰より笑われてきたんだ
それならもういっそ笑われた分だけ
ほら、胸はって 生き抜いて いつか見返してやれ
笑われてきた君を笑ったアイツを見下して笑う
そうやって生きたって 今更「何が悪い?」
君は笑われてきたんだ
一度しかない この時だから
苦しみに堪え 涙するよりも笑え
奥歯を噛み締めた あの頃の自分を呑み込んで
眠ってる「可能性」を 見つけていこ
そんな簡単じゃねぇと拳を握る
「君、一人の問題じゃない」
だから僕が傍にいる
誰だって多かれ少なかれ 抱えて「生きてる」
ただ、それでも それでもって「今」を「生きてる」
「生き恥」さらして「生きてる」
誰もが笑われてきたんだ
「自分だけ」が違うんじゃない
「頼ること」は「弱さ」なんかじゃない
だから恥じることなんてない
「今」から始めるために 「この手」を…
「その手」で 掴んでくれよ
どんなに笑われたって否定はさせない
たとえ上手く笑えなくても
はにかんだ笑顔は「始まり」の「合図」
いつか今日が「思い出」になって
それが君の「生きた意味」になって
誰よりもきっと笑えるから
畢竟(ひっきょう)に贈るよ
僕は君に生きていてほしい
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