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時間の紐
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作詞 寒四郎 |
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時間の紐
手繰り寄せると未来が近づく
未来の自分の姿が徐々に見えてくる
それは望ましい未来ではないかも知れない
しかし、その紐を手繰り寄せずにはいられなくなる
時間の紐、それは酒
手繰り寄せるたびに残されたロープは少なくなる
手繰り寄せるたびに命が擦り減るロープ
それでも手繰り寄せずにはいられない
どんどん どんどん 手繰り寄せる
ロープが尽きるまで
ロープの先には俺の縊死体が括り付けられている
俺は最期に「やあ、よく来たな!」と言ってそいつを抱きしめる
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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