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青春なんてなかった
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作詞 大磨 柊 |
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互い違いの思い出を語る度
辛いのは、過去に囚われているから。
思えば、あの頃は何をしていたっけな
ただ、何も考えずに生き延びていた
まだこれからだと
今じゃない、今じゃないと
何も知らず思うままに夢を見ていた。
曇る空を見上げていたんだ
飾る今も何もないままで
あぁ、もう放っておいてくれよ
逃げてばかりの僕なんか。
独りきりで悩んでばかりじゃ
何も伝えられやしないと分かっていたけど
どうしようもない嘘ばかりついて
何かを見失っていた
僕に青春なんてなかった。
思えば、他人に語るような笑い話の
ただ一つさえ持ち合わせていないな
まだ先はあると
言い聞かせ、目を逸らして
愛も知らず淀む様を独り見ていた。
君の過去なんて、
一つも知らないままでいいよ。
楽しげに語り出すその度に
目を逸らしてしまうから。
理想ばかりを語る
浅はかな僕は、未来どうだろう
教えてくれよ。
深層心理で2人、
思い通りにいかないような
声を上げて、またすれ違うんだ
どうしようもない嘘ばかりついて
今も過去も打ち崩した。
これで良いだなんて思わないよ
僕に青春なんてなかった。
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