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恋染（ぞ）まり
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| 作詞 ぬこかすか |
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日差しが眩しくなりました
まっすぐなあなたの瞳
避けるように 大きな日傘を
差して遮ったけれど
白いレースは儚げに
薄く光を纏っては
私の弱さ守るように
はたはた 揺らめいている
どれだけ姿 覆っても
不思議と影の向こう側から
あなたの視線がこの心 貫いて離さないから
紅い花が ひらり 舞い落ちる
恋の始まり示すように
傘に ひとひら 積もっては
想いを叫んでいます
夕映え瞳に刺さります
立ち尽くすあなたの姿
見ぬように 大きな日傘を
差して遮ったけれど
白いレースは銅（あかがね）に
染まり温もり纏っては
私の穢れ隠すように
温（ぬる）く 抱きしめている
紅い花が ひらり 舞い上がる
恋の始めを数えては
傘を ひとつの 朱に染めて
好きだと叫んでいます
どんなに姿 覆っても
視線は影の向こう側へと
あなたに向かうこの心 溢れてやまない気持ち
どれだけ日陰に 隠れても
恋の訪（おとな）い告げるように
眩む 日差しに 暴かれて
あなたへ恋を告げます
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