|
|
|
迷(まよ)い子と夜の歌
|
作詞 ぬこかすか |
|
夜に手を引かれて巡り子が歌うよ
その歌に惹かれて真っ逆さま
この手に残るのは破片しかなくて
行く当てもないまま彷徨うよ
月は出ているかい
真実は嘘つくよ
気をつけておいで
今に見失うから
夜の歌
白々しく優し気に囁いて
迷い子連れてくよ
果ての果てへ
夜にそそのかされ迷い子は惑うよ
手に入れたペンで書き記すけど
行く先を示すのは自分しかなくて
その先はわからずに彷徨うよ
鳥は歌っているかい
現実は夢のように
優しくはないよ
全て消えていく
夜の歌
空々しく気安げに嘲笑って
迷い子を連れ去るよ
果ての果てへ
|
|
|