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冬の花
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作詞 ぬこかすか |
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冬の夜は凍えそうだと あなたは嫌った
私の事はと声に出せず聞いたけど
答えが返る筈もなく 心の内に消えていった
冬の日々は退屈なんだと あなたが嘆いた
私を見てと動き出せず叫んだけど
それは聞こえる事はなく 暗い闇に散っていった
指を伸ばしたいのに その背中が
冷たさに怯むように 私を拒む
ただ 待っている 雪の下で春が来るのを
そしたらもうお別れなのだけど
春が来れば あなたは笑顔を思い出すかしら
なら待っている 雪の下で春の迎えを
冬の空気は息苦しいと あなたは嫌った
私の全てで何とかできることなら
あなたのために芽を伸ばして その苦しみを癒してあげたい
花を届けたいけど 分厚い雪が
温かさを拒むように 私を留める
ただ 待っている 雪の下で春が来るのを
そしたらもうさよならなのだけど
春が来れば あなたが笑顔を取り戻すのなら
なら待っている 雪の下で春の迎えを
ただ 待っている 雪の下で春が来るのを
そしたらもうお別れなのだけど
春が来れば あなたは笑顔を思い出すかしら
ただ 待っている 雪の下で春が来るのを
そしたらもうさよならなのだけど
春が来れば あなたが笑顔を取り戻すのなら
なら待っている 雪の下で春の迎えを
春の日差しに焼かれて 燃え尽きてもいいから
最後の花弁が散るまで優しい声を聴かせて
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