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エデンの林檎
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作詞 ぬこかすか |
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黒い林檎をどうぞ一口
滴る雫はどんなお色?
イヴの如き堕落に嵌り
罪なき破壊はクラインの矛盾
くずおれる身体に背徳の悦び
至上の君をなくしても
悪魔でも華やかな転落世界
裏切りを嘆くのなら
絡まる蛇は なぜいたの?
卵が先?それとも親鳥?
堕ちたのは奈落かそれとも罠か
少なくとも堕とされし仔の末裔は
ああして笑ってる
その手にはまた林檎
赤い林檎をどうか一口
滴る雫は甘美なお味
イヴの如き姦計に陥り
眠れる美女に永遠の眠り
嫋やかな姿に朽ちることのない愛
天上の君をなくしても
天下では麗らかな小春日和
喪失を嘆くのなら
命は なぜあるの?
卵が先?それとも親鳥?
堕ちたのは始まりかそれとも終わりか
少なくとも産み落とされし子どもらは
こうして笑ってる
この手にはまた林檎
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