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ドレミのラブソング
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作詞 やすべえ |
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鍵盤が弾む恋心
拙い両手で奏でるラブソングは
恋の始まりを予感させちゃうわ
恋に落ちた瞬間に
漫画のコマに生を受けた少女になって
誰かの描いたシナリオ通りに
とんとん拍子に進んでいくものって
思ってたのよ
でも本当は違ったの
習いたてのピアノみたいに
覚束なくて、次の言葉を探すのも
精一杯なの
あなたに出会ってから恋に
マニュアルはないんだって
思えるようになったわ
あなたに好かれたい一心で
あなたの心が好きなメロディを
指で探して奏でちゃってる
私の運ぶ指のように
あなたを私の世界に誘惑したい
あなたは誰にでも優しくて
誰からも愛される人
輪の中心に立つあなたは
シンフォニーのシンボル
みんなと仲良く喋ってる
私の恋心なんかに気付かないわよね
ベートーベンは私に「運命」を授けたわ
メトロノームと心臓が
シンクロして今にも飛び出しちゃう
私がソロで演奏出来るほど
上手ならあなたは私に気付いてくれるの?
【サビ】
恋の始まりはドレミドレミ
初恋の音階は不規則ね
あなたを思う気持ちは情熱的
でも初めてだから何もわからないの
あなたに合う楽譜を立て掛けて
音を奏でられたらあなたはきっと
私のものになるわよね?
AH 私の綴る初恋ラプソディは
汚くて惨めで麗しいわ
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