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断罪
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作詞 EmptyDoll |
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置き去りの魂 音も無く揺れる
脱ぎ捨てた過去を嘲笑うように
虚ろになる躯 振り向けばそこに
栄華の道 広がる
優しすぎる罪 乗せる掌
地獄へと至る手形とも知らず
気がつけばそこは すでに闇の中
辺りはもう 黒金光
黄金の輝きは何処へいった? 私が何をした?
慈悲の心で生きることが過ちと言うならば
世の中は罪人で溢れているだろう
私には解らない 私には解らない
解らないのは私だけ?
―――ワタシの魂を返せ―――
纏う白装束 抱く他の心
二つの翼を賭けた大勝負
その手に握るのは 禁断の果実
崩れ落ちる 片翼
怒りに我忘れ 罵倒の大嵐
掲げられた勇気と希望の剣
遺翼に落とされた 無罪の雷
滴る涙 赤色雫
不動の正義は何処へいった? 何故裁かれぬのだ?
未知なる世界を歩むために犯す罪ならば
それは許されることなのか? その違いは何だ?
私は許せない 私は許せない
許せないのは私だけ?
―――ワタシの娘を返せ―――
『私はこれから罪を犯すだろう
赦されざる罪を犯すだろう
私は私のために 罪を犯すだろう…』
―――A氏の遺書
私が壊すのは他者の道 それは"罪"だろう
しかし 真実の聖書には "正義"と記される
私は信じてる 私は信じてる
"正義"という名の"罪"が 認められることを
私の行いが間違いでなかったと
―――罪人 A氏の遺書
―――――廃棄処分
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