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happiness
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作詞 凛奈 |
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城の中で守られていた姫は
事実を知りはしないの
窓の外から聞こえる
人々の叫び声は宴の証だと
ずっと王子が迎えにこないのは
城に向かう途中に不慮の事故に遭い
還らぬ人になったのだと
この城の壁が妙に柔らかい事も
シェフの作る美味しいディナーが
少しだけ生臭い事も
シャワーの水を浴びてると
なんだか悲しくなる事も
知らないの私は何も知らないの
今日もみんなが優しくって
今日もディナーが美味しかったわ
ベットの中はふかふかで気持ちいい
目を閉じて今日という一日に感謝するの
きっと明日も私は幸せ
城の中で守られていた姫は
事実を知りたくないの
知る必要なんてない
だって今が楽しいのなら
余計な情報はいらない
だから自分の目にフォークを刺して
自分の耳をナイフで切り落としたの
この城の中は私が好きなモノだけ
シェフの作る美味しいディナーに
吐き気がするなら
シャワーの水を浴びるほど
悲しさが込み上げてくるのなら
要らないの私は何も要らないの
もう優しくないみんなも
もう美味しくないディナーも
ベッドの中だけは気持ちがいいから
目を閉じて今日という一日を忘れればいい
きっと明日はとても幸せ
知っているの私は全部知っているの
この城は哀れな城だって
城の外の宴はとても無様な儀式で
始めから王子なんて存在しなくて
そもそも全てが偽りでしかない事も
だけど
知らないの私は何も知らないの
もうみんなはいないけれど
今日のディナーは最高だわ
湿った床が冷たくて気持ちいい
目を閉じて今日という一日に感謝するの
きっと明日も私はとても幸せ
ずっとずっと私は幸せ
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