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紫煙
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作詞 CloudoN |
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暗く沈む夜
立ちこめる紫煙の揺らめきに
終わりの瞬間がぼやける
何もかもを隠していく
走馬灯のような思い出が
鈍色の感情で塗り潰されて
good-bye
そのひとつひとつが
思い出と笑うにはまだ鮮やかすぎて
吐き出す煙の中に消えていく
あの日の影と影
今すぐ逃げ出そうか
今すぐ駆け出そうか
抱き締めていた思い出が
燃え上がる炎の中で消えて
good-bye
そのひとつひとつが
あたしの身体の奥底まで染み付いて
吐き出す息の中にこだましていく
あの日の愛と愛
この身体の中心が求めていた
隙間なく合わさったピース
本当は継ぎ接ぎだらけのカタチ
バラバラになったカケラ
繋ぎ合わせていた感情が
灰の中で蠢きながら崩れ落ちて
good-bye
虫ケラの蠢きが
あたしの血管の中を脈々と流れて
溢れ出す血の海で果てていく
good-bye
そのひとつひとつが
思い出と笑うにはまだ鮮やかすぎて
吐き出す煙と一緒に黒くなる
あの日のあなたとあたし
暗く沈む夜
立ちこめる紫煙の揺らめきに
終わりの瞬間がぼやける
全てを消し去っていく
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