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ゆらゆら
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作詞 Metaphysical Cat |
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風船が子供の手から逃げ出した
誰も追い付けない速さで
これ以上何処にも行かないでほしい
徒に漂って
もう届きそうもない距離
振り返る頃には
帰り道さえ解らない
不愉快な微熱をその場に残して
遙か銀河の果ての果てへ
これ以上何処まで昇っていくの?
もう二度と還らない
ただ悲しい時間だけが
残酷に過ぎていく
ふと気付いたら夢のあと
遽しく季節が流れて少しずつ何かを忘れる
なんて悩ましい摂理だろう
徒に彷徨って
もうどう仕様も無い距離
振り返る頃には
帰る場所も見失って
残酷に過ぎていく
ふと気付いたら闇の底
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