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曲がり角曲がって見えたいつもの夕陽が酷く美しく見えた
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作詞 マルC |
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ずるりずるり落ちていく深い浅い空は
群青を通り越したトワイライトゾーンでした
ぐらりぐらり転んでる冷たいアスファルトは
誰かが昨日歩いた道なのでありました
壊れないものがあるとするならば
それはそれは それは無情なことでしょう
嫌なことから逃げ出して
嫌なことを殴って
それで それで許される
この世界は夢の中で
嫌なことから逃げ出して
嫌なことを殴って
それで それで許される
この世界を浮世にも、ねぇ
ぐさりぐさり刺さってく具現化した暗い過去は
誰かをまた傷つける棘なのでありました
この世の一切合切の感情の安心感と不安感は
ちんけなアルミ缶と共にとっくの昔に捨てました
儚き夢を見た者は言います
それはそれは それは失望的でしょう
嫌なことから逃げ出して
嫌なことを殴って
それで それで許される
この世界は夢の中で
嫌なことから逃げ出して
嫌なことを殴って
それで それで許される
この世界を浮世にも、ねぇ
黒にいくら白を混ぜたって
もう明るくなることはないでしょ
光を見るために目を閉じた人もおり
ずるりずるり落ちていく深い浅い空はこんなにも
曲がり角曲がって見えた
いつもの夕陽が
酷く美しく見えた
お願いだ 助けてくれ
ロンリネスなあの子は
誰かに憧れて
焦がれてゆくことでしょう
その気持ちを分けておくれ
希望とやらを分けておくれ
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