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24時間の素敵
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作詞 歪み |
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数えきれない選択肢の中で何を選んだら
この内側から押し出されてくる吐き気を
躊躇いもなく棄てられるのだろうか
この日に価値がないと思うのは
いまだに生まれてきた事を感謝出来ないからだ
きっと生涯抱くことの出来ない
煌びやかで清々しく満たされた感情
誰かのその日を祝う事は好きだ
例え苦手な人たちだとしても
知ったならば何かを贈ろう
けれど 自分がそれを向けられると
感謝よりも先立つ申し訳なさが背伸びをして
後ろから覆いかぶさってくる
祝意なんていらない
本人がめでたいと思っていないのに
何を祝われているのかも分からないのに
それでも何かをしたがるのなら
跡形も残らない安いオヤツでも置いといてよ
あとは何もしなくていい
罪悪感を生むだけだから
忘れていいよ 無意識に吐き出した言葉みたいに
大切だと思う人から贈られる
たった一つの言葉の方こそずっと価値がある
片手で足る彼らの贈り物は罪悪感の塊だ
彼らにとって僕はそれほどの価値などないと
よく知っているから
大丈夫 僕もそう思っている
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