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廃思考
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作詞 歪み |
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疲れてしまった 頭は空っぽ
生きる事も 死ぬ事も 思考放棄の願望
馬鹿になってしまった
なりたくもない そこら中に蠢く愚考たち
見れば見るほど 聴けば聴くほど
触れば触るほど 第六感が殺される
いざ 退化の道筋を歩もう
進化という表皮に隠された真実を
化けの皮を剥がして されど
ゆめゆめ尽力忘れた愚かな生命
自意識過剰を肌身離さず持ち歩く
見失ってしまった
いつだったかは覚えていない
逃げられたのか 置き去りなのか
不本意なのか 故意なのか
そんなことは考えなくていいんだ
本当はわかっている
全てを選択しているのは私だと
本当はちゃんと 知っている
責務を負いたくないだけだって
掌を翳した 腕が疲労した
どうしてそう感じるのか
どうしてそう感じたいのか
投げやりな私は私に見限られた
ゴミ箱に投げ捨てたのは何だ?
覚えているか 廃棄した全てを
手から落とした全てを思う
溜め込んだ憎悪の塊を
本当に未知の生命体と言えるのか
本当に知らないと言えるのか
あなたに分かるだろうか
わたしに気付けるだろうか
曖昧とは 虚偽のことだ
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