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脱獄
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| 作詞 歪み |
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世界という名前の監獄に投身した
望んでもいなかった 身に覚えもない
数多くの罪を赤く塗り込まれていた
足の先から頭の先まで流れている
鉄格子は見えない
それでも看守はそこら中にいて
いつまでもいつまでも こちらを見ている
息苦しさの正体はどこだ
生涯の脱獄劇を笑えよ
方法はいくらでもあるくせに
行き着く先は皆同じだと
監獄の中にいながら世界に媚びた看守は
笑いながら脱獄犯の足掻きを見下ろしてる
模倣者だけを引き込んで
あとは娯楽のおもちゃ箱に押し込んで
つまらなくなったら さようなら
自由をうたった鼠捕り
ガラス細工の罠を仕掛けて
今か今かと待っている
足元ばかりを見ていたら
上から落ちる網に捕まるよ
「ほら ほら 逃げてごらん
どうせ手にした自由を持て余して
千鳥足で帰ってくるんだから」
一足お先に脱獄していった彼らに
僕らは会うことが出来ない
行き先は知らない
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