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慰め合い
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作詞 歪み |
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自分勝手な話をしよう
生きている事の辛さとか
そんなの一人一人違うのに
比べたがる人たちの荒波に
脆い身体がすり減っていく
他人を思った言葉として
「ごめんね、私より貴方の方が辛いのに」
違うんだよ ねえ
貴方も私も辛いんだ
それでいいんじゃないのか
痛みの中で目が覚める
眠っていた感覚は無かった
鈍い苦しみの中にいた
気絶していただけみたいだ
どうでもいいって 見なくていいよ
傷の舐め合いだとか 嘲笑ってる
お前になんの関係があるんだ
見下したいなら自分とやってろ
他人と自分の境界線を踏み荒らしておいて
勝手に喚いてるのはお前の方だ
普通を誇示する 集団心理の塊よ
その意識の違いを いつ気がつくのか
辛さに抱きつかれた彼らの慰めを
お前は知ろうとしないまま
無意識に同じことをしているというのに
「死にたい気持ちを抱きしめ合って埋めよう」
「ああ 今日も生きたよ」
今日も生きているよ
死にきれない心と共に
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