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丸ごと添加物
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作詞 歪み |
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無理矢理捻り出した共感なんていらない
ただ認識してくれればそれで良かった
僕と君が あいつとあの子が
まったく別の種類の人間だってこと
見た目がそっくりで
疎通できる言語があって
性質が似ていたって
どんな世界の陰謀が渦巻いても
同じになろうとしていても
同調しなくていいよ
首を傾げながら頷くのなら
あなたの納得を表現して
争う事になるのならいらないよ、と
自分を捨てて行かないで
足の裏に付着した汚れ
僕が棄てた自分の意思
洗い流して綺麗さっぱり
またひとつ 自分を失う
空いた所に自分じゃないものが入る
僕はなに どれ どこにいる
君はなに どれ どこにいる
僕が僕の事を知り尽くして余裕を持てば
あなたの事をちゃんと見られるのに
世界はどうにも強制力を行使したがって
みんなをそれに巻き込んで
自分の力を誇示しては 満足そうにほくそ笑む
僕は僕の世界にひとり
あなたはあなたの世界にひとり
「僕はAなんだけど、君はBなんだね」
だったそれだけでよかったはずだ
「僕はAなんだ、君が間違ってる」
自分の世界だけを認めさせようとして
ふたつの正義が試合を始めた
工場直送の安全安心商品です
化学調味料、その他人工的薬品は未使用
全てが天然の原材料のみで造られています
僕たちは人工甘味料とか添加物とかばかりで
天然材料なんてすぐ捨てられる
従順な工場生産品なの
少しでも違うところがあったら
規格外でまとめられて
安売りされて 丸裸の笑い者
じゃあ 一体何が正しいの
間違っているのはどれなの
規定したのは守るためじゃないの
どうしてそれが火種になるの
僕たちは 増え過ぎたんだね
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