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他力本願
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作詞 歪み |
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目先に進む道があるわけないのに
道を見失うということは
誰かの作った道を 自分の意思ではなく ただぼんやりと歩いているようなものだ
砂浜にも雪道にも 前には誰かの足跡ばかりで
自分の足跡は常に背後にある
もしもそれが自分のものなら
逆走か周回しているだけなのだろうな
決めてもらうことは楽だ
決められた行いも 決められた道を進むことも楽だ
全て用意されたそれらを守れば
ゼロから考える必要も責任を負うことも 未知の恐怖や不安もない
だからその薄っぺらい寂寥《せきりょう》感を捨ててくれ
虚飾に満ちた生涯への 別れの挨拶を忘れずに
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