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綴歌
作詞 Ibu
私の我儘が許されるならば
このメロディを綴り終わるその日まで

この意味が傳わればな、傳わってくれたらな、そう信じ続けてる
でも、君は何も感じぬ儘、詞が届かぬ儘、通り過ぎてゆくのを感じているんだ

描くのと代わらない特別なスペルだったと
君に伝わるにはどうやら難しすぎる話みたいで
心から思ってる事を綴っていれば
未来の僕は受け取ってくれるかな

あの時の恥ずかしさを後悔と呼ぶのなら
より一層届いて欲しいと願えるのは
今日ならと今日もだと続けてきたならだろうな

綴る事が楽しくって堪らないから
笑われたも貶されたもどうでも良かったんだ
只気持ちが伝われば、それだけを祈って
今日も綴る、手紙は増えるみたいだ

君の気持ちを傳えられたら、もし理解できたなら、と思い続けてる
でも、僕は何も気付けぬ儘、後悔し続けた儘、知ったかぶりをしていたんだ

綴る事を恥ずかしさと呼ぶか、開き直るか
どんなに年を跨いても変わらないものがあって
本音という名の愚痴がこれならば
ちょっとでも過去に縋りたい

あの時の照れ臭さを青春と呼ぶのなら
忘れないでずっとの思いがあり
明日にもと明日もだと見据えていたからだろうな

歌う事が楽しくって嬉しいから
裏切られも妬まれも平気と超えられたんだ
「でも報われないならば、この文は」
そう思わない様に、没頭してんだ

眩しい光が僕を照らす、信じるって難しい事だ
只メロディを口遊んでも買われない事位分かっているんだ
涙を流す日もあった、苦しいと嘆く日もあった
幸せに喜べる日もあった、楽しさで溺れる日もあった
響かせたい喝采もあった、好きになる恋もあった
縋り付く日々もあった、どうにかなってしまう日もあった
全てが支えになっていると気付いて、無駄な日は無いと気付けた

この人生が素晴らしいと
綴れる日々が
僕をまだ生きさせるんだ
と歌いたい
全て心からの綴りだったと
皆の前で堂々と胸を張れる様に
今は只意味を綴っていたいんだ

活きる日が来る事を信じて
その姿勢を変える事が無く
この文字も意味があって欲しいと
願って已まないのは我儘でしょうか?
過去も含めて僕なんだ
どうせなら燃え尽きようぜ
書き綴る事を止めなければ
いつか認めてくれるだろう

それだけを信じて

意味が無い事なんてない、と
言い切れないけど言わせてくれ
そうして意味を見出そうとする限り
意味は生まれるから

だから、この綴りにも意味があると
そう信じて止まない僕が居る事を
いつか届いてくれたらいいなと
認めるメッセージだったんだ

何の恥とないのさ、例え死に逝っても
この日々が楽しかったから、遺ってくれるなら

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 綴歌
公開日 2023/01/06
ジャンル ポップス
カテゴリ 応援歌
コメント 綴るのが楽しいから、ここまで来れた、それだけが確かだ
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