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クリフハンガー
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作詞 Ibu |
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それは
映画の終わりのちょっとの
少しのシーンだったのです
君は突然僕に言い放った
終わったと思った時に
「この先どんな事が待ち受けていようと
私は止まらないだろう」
そう言い始め
走り出した
何が起こってるのか
自分でも分からなかった
この先を知りたくて
堪らなかった
だから強がれなくなったんだ
涙顔の僕は
この未来に問うよ
少しだけ、憂鬱な日々が
待っている、そんな予想を立てた
そうして、何度も悩みを
隠して僕は何処に行く?
其処なのかな?
それも
一つの区切りとして
別れを告げた筈だったのに
君は相変わらず身勝手で
僕を困らすけれど
「少しだけこんなオチがあっても
良いような気がしたんだ」
そう言った時に
流れが変わった
何が起こったのか
分かれば苦労はないな
この先を知ったら
僕は呆れてしまうかな
それが、逃げ道だとしても
笑い顔でいられる
そう願っていただけだった
少しだけ、侘びしくなって
ごめんねと、一言言えなかった
そうした、物語の終わりが
こんなんで良かったのかな
それじゃ嫌だな
これで幕が閉まるのを恐れた
私達はこの先もあり続けると
またねと、言える終わりでありたいと
終わらない日々が始まってく
少しだけ、じゃなくなって
辛いよ、寂しいよと嘆いてしまって
でも、そんな日々が僕を
こうして作り上げてきたんだな
少しだけ、涙脆くなって
しまったけど、それでいいんだ
そうして、何度も涙を
流して僕は前を向く
進んでゆく
進んでゆく
そう僕が告げた時
僕の目の前に
再び現れてさ
こう言ったんだ
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